2010年 01月 03日
銀座の個展が終わって、いくつかのギャラリーをまわった。 創作への模索の旅がソウルからずっと続いていた。 現代アート、ARTBOOK、建築、コンテンポラリーダンス プロダクトデザイン、タイポグラフィーと多岐にわたる旅。 その中で、青山のコムデギャルソンに行った。 高校時代からその刺激はいつもあった。 黒のイメージから、赤のイメージ。赤は黒だと云う。 ファッションのみならずインテリアやアート、シンボリックなイメージまでも打ち出して 強く刺激を受けてきた。 20代の半ばくらいだったか、コムデギャルソンとヨージヤマモトのメンズだけのショーに行った。 コムデギャルソンの用意したメインのモデルはデニス・ホッパーだった。 長い長い道の真ん中で両手を拡げて反対側から歩いてくるジョン・ルーリーを迎えた。 クリスマス後の関西への旅、わずか3日間の旅で神戸の旧外国人居留地に立つ洋館にある コムデギャルソン神戸に行く。 アンティークなイメージとモダンが折り重なる川久保玲のデザインしたshop。 奇しくもコムデギャルソンを知った10代の終わり頃に傾倒していたイギリスの人形アニメーター ブラザーズ・クウェイの作品がDMの素材として2009年から使われ始めている。 原点回帰なのか、感覚の融合なのか? そしてその夜、 大阪のコムデギャルソンに来ていた。 sixというギャラリーを新設し、つい先日までは草間彌生の作品展もあったという。 大阪はParisと同じく真っ赤な内装。 強烈な赤が町に反応していた。 久しぶりに服を買おうと思ったが、やはり香水にした。 家に帰って一吹きしてみる。 そうやって何かを捜してみた。
by doubaru
| 2010-01-03 12:41
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